2007佐賀インターナショナルバルーンフェスタ特集

2007佐賀インターナショナルバルーンフェスタ特集を特集します。

最終日の夕方の様子。強風による競技中止で人は少なめだった。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

―今年の概要―

 アジア最大級の熱気球大会「2007佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が、今年も10月31日(水)〜11月4日(日)の5日間に渡って佐賀県佐賀市の嘉瀬川河川敷で開催された。

 例年通り、JR九州は会場を横切る長崎本線に「バルーンさが駅」を設置し、普通列車を増発して対応。今年は、特急の停車本数が増え、上り特急の停車も新設された。また、佐賀―バルーンさが間の記念往復乗車券(400円)や博多・北九州市内からバルーンさが駅までの特急往復割引きっぷのほか、去年も発売されたバルーンさが―神埼間で普通列車の乗り降りが自由である「吉野ヶ里公園〜バルーン周遊きっぷ」(500円)が発売された。

 佐賀市内の特設駐車場や観光施設と会場を結ぶバスも去年通り運転され、市営バスや西鉄バス、祐徳バス、昭和バスが有料で、佐賀市内の大隈(重信)記念館や旧古賀銀行などの観光施設を経由するシャトルバス(市営)は無料で運行された。ただ、市営バス所属の赤いボンネットバスは、定員数が他のバスに劣るためか、今年は姿を確認できなかった。

 管理人は、期間中の土日に模試が重なり、最終日の夕方しか取材・撮影を行うことができなかったが、わずかながら掲載したいと思う。  

2007佐賀インターナショナルバルーンフェスタ特集写真館

―JR編―

 今年も多くの普通列車が増発された。キハ125形の一部車両には、佐賀県の推進する三世代ツーリズムの一環としてラッピングが施されて運行された。

817系。朝夕の混雑時間帯には、増結して運転された。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

415系。定員数は抜群!2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

811系も活躍した。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

キハ40・47形は、バルーンフェスタ輸送だけでなく、唐津くんち輸送も担った。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

キハ28・58形。今年の入線が最後と思われる。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

―バス編―

バス乗り場の様子。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

 

無料シャトルバス。市中心部から無料で行けるというのは大きい(JR利用では往復400円)。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

―会場編―

 バルーン競技の目玉とも言える最終日のキークラブ・レースは、強風により中止されたが、夜間係留(ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン)は行われた。今年は、晴天の日は多かったものの、強風による競技中止が相次いだ。

夜間係留の様子。2007年11月4日・佐賀市内で撮影。

問われるタクシー運転手の資格!

 毎年あることかもしれないが、私は今年のフェスタで、タクシー運転手同士のトラブルを目撃してしまった。

 土手に座って電車を見ていると、土手下から怒号が聞こえてきた。見れば、Kタクシーの運転手が、他社のタクシー運転手に文句を言っていたのだ。「どかんかこら!」という声から、どうやら他社のタクシーが場所を空けずに駐車していたことに由来するらしい。他社の運転手は、皆驚いて場所を空けていた。私と一緒に来ていた知り合いのJR職員の方はそれを見て「お客さんは怖いだろうなあ。オレは絶対あの会社のタクシーには乗らない。覚えておく」とつぶやいていた。

 ともにフェスタを盛り上げていく立場にあり、しかも公共交通を担うタクシー運転手が怒り狂う……。Kタクシーの景気が悪くなる分は構わないが、来場した人々の気分を損ねてしまうようでは来年からバルーンフェスタの会場に配車する資格はない。譲り合いの気持ちを大切にしてもらいたいものだ。

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