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A旅は夕方以降が面白い

青春18きっぷの残存日数を消化するために行った京都・福井一周の旅。舞鶴線や小浜線の制覇を行いました。

 さて、これからは“オプションプラン”。北陸本線の武生駅まで往復することにしている。武生駅までにしたのは、十分な滞在時間が取れることと、武生駅近くから発着している福井鉄道の車両を撮影できるというメリットがあるからである。

 金沢行きの発車まで時間があったので、途中下車して駅舎を撮影していた。駅前には、部活帰りの高校生を迎える車が何台か停まっていた。

 改札口を抜け、地下通路を通ってホームへ。次の金沢行きは、457系の3両編成だった。古い車両がまだまだ頑張っている姿を見ると、応援せずにはいられない。車内は空いていて、ボックスを占領できた。

 金沢行きは17:52に敦賀駅を発車した。発車してすぐ、車内の蛍光灯が消えた。交直転換のデッドセクションがあるためである。ここまでは直流区間、ここから先は交流区間である。蛍光灯が点灯してしばらくすると、今度は北陸トンネルに入った。

 外はだんだんと暗くなり、武生駅に着いた頃には陽がとっくに暮れていた。早速途中下車して、駅舎や駅前の風景を撮影した。

 駅前にあるスーパーの横を通り、3分ほど歩いたところに福井鉄道の武生新駅があった。JRでも福井鉄道でも福井市内へ行けるが、福井鉄道の強みは駅間距離の短さ。沿線住民の利便性としては、こちらの方が高いだろう。ちなみに、この武生新駅から福井新―木田四ツ辻間は鉄道線、福井新―木田四ツ辻間から田原町及び市役所前―福井駅前間は軌道法による軌道線(つまり、路面電車)となっている。そのため、福井鉄道の車両には鉄道線向けの大型車両と、軌道線向けの路面電車タイプが存在している。しかし、どちらも鉄道線、軌道線に関係なく運用されており、福井市内の併用軌道区間では、大型車両がゴトゴトと道路上を走る風景が見られるという。

 小さな待合室には、電車を待つ人が集まっていた。まだ改札が始まっておらず、ホームに入ることはできなかった。その間、券売機で入場券を購入した。しばらくして改札が開始され、他の利用客とともにホームに入場した。停まっていたのは、田原町行きの普通電車(880形・2両連接)。この車両は、もともと名古屋鉄道美濃町線、田神線で活躍していたが、どちらも廃止になってしまったため、福井鉄道で第二の人生を送っている。田原町行きは、空席を残したたまま武生新駅を発車した。

 別のホームには、800形電車が停まっていた。こちらも名古屋鉄道で活躍し、880形と同じ理由で福井鉄道にやって来た経歴を持つ。一昔前の顔が多い福井鉄道の電車では、一番斬新なデザインと言えるかもしれない。

 次にやって来たのは、770形電車。同志社女子大学の全面広告車だった。同大は京都府京都市及び京田辺市にキャンパスがあるが、なぜ他県の一地方鉄道で全面広告を行っているのかは分からない。

 ホームから離れた留置線には、古参の200形電車が停まっていたが、暗くて撮影できなかった。ここで撮影を終え、改札口で入場券を記念にもらい、武生新駅を出た。

 お腹が減ってきたので、武生新駅と武生駅の間にあるスーパーに入った。比較的大きなスーパーで、買い物客でにぎわっていた。総菜コーナーに行ってみると、軒並み値下げ中!中でも、398円の海鮮巻きが200円に値引きされており、これはチャンスとばかりに購入した。ついでに、寿司にはお茶とばかりに88円の飲み物も購入。旅先でお金がない時は、夕方のスーパーに行って値引き商品を買うのもアリだな、と思った。

 武生駅の敦賀方面行きホームには、帰宅途中の高校生がたくさん待っていた。間もなく、敦賀行きの電車が入線した。やって来たのは475系の6両編成!車内は空いていて、こちらもボックスを占領できた。電車は、19:07に武生駅を発車した。

 先ほど買った海鮮巻きを食べているうちに、終点の敦賀駅に到着した。次の北陸本線長浜行きは19:52発だが、発車するまでの間に、青森行きの寝台特急「日本海」が到着する。早速「日本海」が到着するホームへ向かった。19:41、「日本海」は定刻に敦賀駅に到着。ここで機関士の交代が行われた。しかし、機関車がホームの先端ギリギリに停まった上、かなり暗かったので、あまり良い先頭写真は撮れなかった。

 「日本海」の発車まで時間があったので、編成後ろに向かいながら撮影を行った。

 19:43、「日本海」は定刻に敦賀駅を発車し、闇の中へ消えていった。純粋に「ブルートレイン」と呼べる列車は、今や「日本海」や「あけぼの」など、わずか数本になってしまった。中でも、「日本海」は大阪と青森を結ぶ長距離列車だ。お金をためて全区間乗車を果たしたいと思う。

 さて、次の長浜行きは、新型交直流電車の521系。223系のデザインとよく似た、2両編成の電車である。そばの留置線には475系の国鉄色が停まっていたので、一緒に撮影した。

 しかし、車内は行楽帰りの家族連れなどで大混雑。終点の長浜駅まで立ちっ放しだった。長浜駅には20:34に到着し、223系新快速網干行きに乗り換えた。こちらは編成が長いので、座席の確保に苦労しなかった。1両目の車内には、わずか3人しか乗っていないという状況だった。

 新快速網干行きは、20:42に長浜駅を発車し、途中米原駅で増結して、深夜の近江路を駆け抜けた。そして、京都駅には21:48に到着。京都駅のホームには、これから大阪方面に帰る人々で混雑していた。私は、その人ごみをかき分けながら山陰本線(嵯峨野山陰線)のホームに向かった。次の山陰本線は、221系園部行き。京都駅を22:04に発車し、花園駅には22:17に到着した。

 自宅に着いたのは22:30。今回の旅行は、路線制覇や貴重な旧国鉄形電車の乗車、福井鉄道電車の撮影など、いろいろと収穫が多かった。さて、明日からは、今夏2回目の佐賀帰省である。もちろん、使うきっぷは青春18きっぷ。丸1日かけて山陽路を下ります……。(おわり)

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