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C諏訪峡の午後

管理人は、“文化部のインターハイ”と呼ばれる全国高等学校総合文化祭に佐賀県代表として参加しました。

 再び橋を渡って戻った。林を通り、天然クーラーのトンネルを抜け、もとの道へ。そして再び諏訪峡大橋の上に出て、次の下り電車を待った。待っていると、昨日、顧問のY先生の消息について私に尋ねた、同じ佐賀県から来た先生がやって来た。すると、その先生は「いやぁここは絶景だな。電車はもうすぐ来るの?」と私に尋ねた。私は「あと5分ほどで来ますよ」と言うと、先生は「いやぁ運が良い!実は私の部活にも鉄道が好きな人がいてね」と言って笑った。話しているうちに115系がやって来た。今度は、最後尾まで何とか入った。近くで撮った先生も上手く撮れたらしく、「いやぁ良い写真が撮れたよ。ありがとう」と私にお礼を言って、またどこかへ撮影に出かけた。

 電車が来るまで時間があるので、新たな撮影場所を探しに利根川沿いの道を下ってみた。道路の真上は、せり出した木々に覆われ、見上げると木漏れ日がまぶしかった。

 ただ、道路のほとんどが日陰であるおかげで、炎天下の中、撮影ポイントを探さなくて済みそうだ。道路をよく見ると、ところどころ泥で汚れていた。どうやら山から流れ出てきたらしい。実は、この数日前にみなかみ近辺で大雨が降り、被害が出たという。おそらくその時の泥がまだ残っていたのだろう。

 隣を流れる利根川から時々歓声が聞こえてきた。木々の間からちらっと見えたが、どうやら川下りが行われているらしい。さて、撮影場所を探さなければ……と思っていたところ、後ろに谷川岳、撮影場所からすぐ下に上越線という場所を見つけた。しばらく待つと、上り線を115系が下ってきた。ちょうど良さそうな所で1枚。かなり良い風景なのだが、少し高圧電線の見えているのが残念ではある。

 さて、次は下り線がやって来る時間だ。だが、ここから撮影すると木々に隠れてしまうし、逆光だ。なので、さっきの諏訪峡大橋まで戻ることにした。

 途中、道のわきに滝があった。木漏れ日を浴びて白く光る滝の水は、本当においしそうで、そして涼しかった。

 諏訪峡大橋まで戻って待っていると、下り線に115系がやってきた。しかし、残念ながら電柱と最後尾が若干かぶってしまった。後でもう1回チャレンジせねば。

 再び道を下って、先ほどのポイントへ。さっきの折り返しがやってきた。が、自動にしていたためか、ピンボケ。残念。先頭車側面だけは何とか撮れた。

 またまた諏訪峡大橋へ。この日だけで何度も行き来したが、よりベストな写真を撮るためには仕方ない。到着した瞬間、どこからか、「ピョ―」という汽笛が聞こえた。あたりを見回してみると、何とさっきいた撮影ポイント付近を、茶色い電気機関車が走っているではないか!しかも、単機。こんなことなら、さっきの場所に留まっていたら良かった……。新潟からの帰りだろうか。さて、次の115系は4両編成。これはまずまずの出来だった。

 一応、これで諏訪峡大橋での列車撮影を終了することにした。またさっきの道を下り、もっと面白い写真を撮れる場所がないか探そうと、より注意して歩いた。と、振り向くと、でーんと谷川岳が構え、そこに入り込んでいくような下り線という風景が目に飛び込んできた。幸い、もうすぐ下り・水上行きの185系特急「水上」がやって来る。これを狙うことにした。

 特急「水上」は、突然山の陰から現れた。残念ながら架線柱が前面にかぶってしまったが……。

 そして、「水上」はすぐ真下を通り、(ちょっと架線や他の高圧電線が……)

狙った構図の中へと入っていった。

諏訪峡大橋を渡り、もと来た道を戻った。

 朝に到着したみなかみ水紀行館に通じる道路を歩いていると、馬車がやって来た。どうやら観光用らしいが、車道を走るその姿は、なかなか面白い光景だった。

   さらに歩いていると、午前中に行方不明になったinfinity_fateとばったり出会った。聞けば、あれから水上の温泉街へ行き、町内を一周してきたという。

 もう撮影会の終了時間が近づいていたので、昼飯を食べて帰りのバスに乗ることにした。昼飯は、道路沿いのレストランで食べることにした。既に昼食の時間帯を過ぎていたので、広々とした座敷席に座ることができた。暑かったので、私が注文したのは、800円のざるうどん。これが美味かった。群馬の名産のひとつにうどんがあるようだが、しっかりした歯ごたえがあり、あっという間に平らげてしまった。infinity_fateはざるそばを頼んでいたが、こちらも美味かったようだ。

   食べ終わると、infinity_fateは“そばつゆ”なるものを頼んだ。そばのゆで汁をつゆに入れて最後まで食べ尽くすものだという。私はここで初めてそばつゆの存在を知ったが、ゆで汁とつゆを排水溝に流さずに済むという大変環境にやさしい食べ方だった。

 店を出て少し歩くと、みなかみ水紀行館に到着した。顧問や生徒で構成される、ぐんま総文のスタッフが何人かいたので、おそらくここで待っていたら良いのだろうと思って、出店で売られていたかき氷を食べたり、足湯に浸かったりしたが、どうも様子が変だった。スタッフに聞いてみると、何とさらに1kmほど上ったところにある「みなかみ町観光会館」から帰りのバスが出発するという。“それなら、ちゃんと事前に配った案内書に書いてくれよ……”と、私もinfinity_fateも気分↓↓だった。確かに、朝、ここに着いた直後に顧問の先生たちが集められて今日の流れの説明が行われ、帰りの出発地について何か言われていたような気もするが、口で生徒たちに伝達するより、配った紙に明記しておいた方が絶対にそのことを忘れないし、仮に忘れても地図とその紙があれば、迷うことなく到着できるはずだ。そもそも、なぜ行きと帰りで発着地が違うのか。そこが根本的な疑問である。

 仕方がないので、歩き疲れた足で1kmほど上って観光会館までやって来た。「ぐんま総文」の札を付けたバスがちょうど止まっていたので、それに乗ろうとすると、近くにいたスタッフから「これは高崎まで行かないよ」と言われた。高崎行きの無料バスは、もう少し待たなければならないという。仕方がないので、観光会館の玄関で涼むことにした。だが、緑のシャツを着たスタッフ以外に撮影会に参加したと思われる生徒の姿はなく、既に高崎に帰ってしまったらしい。時間的にも、次の高崎行きが最終のバスなのだろう。

 玄関で、スタッフの方と話していると、バスがやって来た。バスに乗ったのは、結局私とinfinity_fate、それに先ほどのスタッフの方の計3人。バスが発車してすぐ、そのスタッフの方が携帯電話を取り出し、どこかに連絡した後、運転手さんに信じられないことを言った。

「あのー、すみませんが、みなかみ水紀行館にまだ生徒がいるみたいなんで、寄っていただけませんか?」

 運転手さんは、にこっと笑って「了解しました」。ちょっと待って!私たちはさっきのみなかみ水紀行館で「この上にある観光会館まで行って下さい」と案内されて、暑い中、えっちらおっちら歩いて来たんですよ!!!結局水紀行館に寄るのなら、私たちの努力は何だったの!!??口には出さなかったが、少しショックだった。昨日の事件もそうだが、主催者側の連絡ミスや説明不足が何か多いように感じた。もはや、私もinfinity_fateも苦笑いするしかなかった。そして、バスはスタッフの要請通り、水紀行館に寄り、生徒2名を新たに乗せて出発したのだった……。

 バスは関越自動車道に入り、30分ほど走って前橋インターチェンジで降りた。infinity_fateは疲れて寝てしまい、バス車内で起きていたのは、私と運転手さんくらいだった。

   バスは、行きとは違って全国大会の写真展示会が行われている「高崎シティギャラリー」に到着した。腕時計を見ると、15:20。展示されている写真を見ても良いのだが、実はこの後、私もinfinity_fateも用事があり、私は信越本線横川駅まで有名な「釜飯」を買いに、infinity_fateは群馬県内に住む親戚の家に顔を出しに行くことにしている。幸い、高崎シティギャラリーから徒歩10分ほどでJR高崎駅に到着した。

D横川駅までミニ旅行  

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